『本好きの下剋上 第四部「貴族院の自称図書委員IX」』
きっかけ
ここまで来たら読むしかない
興味を持ったポイント(箇条書き)
フェルディナンドの婿入りに伴う、諸々の準備と別れの様子を描く。
感想
エーレンフェストがフェルディナンドにとって居心地の良い場所になったことは、重畳。
だからこそ、アーレンスバッハへの移動が危ぶまれる。
この巻で、ローゼマインとフェルディナンドは、夫婦(漫才)ではなく、本当の師弟になり、本当の家族になった。
対外的にはフェルディナンドはうまくやるだろうが、内面がどうなるか。フェルディナンドがローゼマインに救われたところがとても大きかっただけに。
情報
本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第四部「貴族院の自称図書委員IX」 (TOブックスラノベ)
書影
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あらすじ
神殿に入ってからずっと見てきた背中ーー引き継ぎ業務と貴族院の予習に追われるローゼマインの心は落ち着かない。王命を受けたフェルディナンドの旅立ちが近づいていた。
側近達も交えた餞別の食事会は楽しく、図らずも二人は贈り物を交換し合う。だが、喜びも束の間。謎の侵入者が神殿を襲撃する。
さらわれた灰色神官達、盗まれた聖典の行方は? 急転する事態に早まる「別離」。涙を堪えてローゼマインは祈りを捧げる。
「フェルディナンド様に祝福を」。
大幅加筆、大増量でお届けするビブリア・ファンタジー第四部最終巻!
第五部へ繋がる短編集「別離から始まる冬の生活」に、書き下ろし短編×3本、椎名優描き下ろし「四コマ漫画」収録!
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